最終兵器彼女

 先週から東京国際映画祭東京国際映画祭)が始まってるわけですが、今日は渋谷Bunkamuraシアターコクーンで特別招待作品として上映される「最終兵器彼女」を見に行ってきます。

最終兵器彼女 (7) (ビッグコミックス)

最終兵器彼女 (7) (ビッグコミックス)

 高橋しん作・画の人気コミックの映画化で、主演は前田亜季窪塚俊介。コミックは途中までしか読んで無いので、結末を映画で見に行くといった感じです。SF作品ということで、予算的に厳しい日本映画ではどこまで自然な映像になるか興味深いところ。今日は舞台挨拶もあるでしょうし、とても楽しみ。
 
 ところで、チケットが一枚余分にありますが、見たい人がいればコメントしてくれれば先着でどうぞ。上映は19:30からです。終わったら、速攻で帰らなければいけないんですけどね。 

 結局、誰も来ませんでしたw


 会場であるシアターコクーン渋谷センター街先の東急に連結しているBunkamuraの1階。ちょっとお洒落な映画館。普段もエンターテイメント色の強い作品は上映していないよう。シアター入り口の近くに行くとマスコミの皆さんが集まっていました。

 会場の中に入り、2階席ということで階段を上がるわけですが、席についた感想としては、スクリーンが小さいということ。1階1列目でも見やすいような設計なのか、ステージも大きくスクリーンも会場の大きさに対して小さい。2階席だと本当にスクリーンが遠くに見える。(有楽町の映画館とかは2階席が見やすいんですけどね。)

 アナウンスが流れ司会者と通訳が登場する(名前忘れました)。さすが国際映画祭。通訳がいる舞台挨拶なんて初めて見ました。司会が映画のあらましと内容、人気コミックからの作品であること、純粋で淡い恋愛ストーリーとSFとしての側面を持っていうことを話し、ゲストの登場となります。

 拍手で迎えられたゲストは主役のちせ役を演じた前田亜季、親友・アケミを演じた貫地谷しほり、習字の親友・アツシを演じた木村了、そして原作コミックの作者・高橋しん

司会:ヒロインを演じました前田亜季さんから挨拶お願いします。

亜季:こんばんわ、ヒロインのちせ役を演じさせてもらいました前田亜季です。完成した作品を見るのは私も今日が始めてなのでとても楽しみにしています。CGも結構使っていて楽
しめると思います。

司会:亜季さんといえば、現在ボストンに留学中ですが、今回は休学ですか?学校に提出した書類はなんて書いてきたんですか?

亜季:普通に東京国際映画祭のため、です。

司会:私は女優よwみたいな感じでしょうか?今日はどこを楽しみにきましたか?

亜季:CGを部分部分で作っていて、それが繋がってどのような画になっているか、とても楽しみです。

 その後、了さんから「緊張しています。両親も来ているので変なことは言えないんですけど、みなさんが楽しめる作品に出来上がっていると思います。」とコメント。撮影時の話しを振られ、「合い間にトランプをしていました」と、しほりさんから「通訳のいる挨拶は初めてで緊張しています。撮影は寒かったんですけど、いい作品になっていると思います」と語った。

 そして原作者の高橋しん先生より「完成作品を見るのは初めてですが、ビルの間を降下するシーンですとか、すてきな風景ですとか、そういう画を見せていただきまして、それだけで満足しております。今回、原作者として、監督にドラマチックということよりも人としての思いというか生き方を表してもらうようお願いしました。原作は5年前の作品ですし、今日は原作者という立場ではなく、一人の映画好きとして見たいと思っています。」とコメント。(もっと長かったのですがさすがに覚えられません)

 ここで司会よりスペシャルゲストの登場が告げられる。

司会:ここでスペシャルゲストに登場してもらいましょう。前田亜季さんのお姉さんで女優である前田愛さんです。

司会:愛さんはお姉さんとして、亜季さんはどうですか?

愛 :そうですね、とりあえず、まずは、おかえり。え〜、この作品を通して良い出演者の皆さんスタッフの皆さんにお会いできたと聞いております。これからも良い出会いをして素敵な女優になっていって欲しいと思います。

 出演者の挨拶が終わると、マスコミ向けの写真撮影が行われる。そして、会場は暗転し映画が静かに始める。

 内容については、特にイベンター側からの注意はなかったのですが、あんまり書かない方がいいですね。原作のあの場面もあり、楽しめる演出になっていると思います。CGということでは、やはり予算的に厳しいんでしょうかとは思いますね。今回は英語の字幕が入って結構きになっちゃいました。俊介君には兄さんのプレッシャーは受けないでこれからがんばってほしいところ。全体的には☆☆☆★★。

 劇場公開は2006年1月23日ということで、ずいぶん早めに見てしまいましたが、ほどほどに面白い作品になっていると思います。原作を知らないとまた評価が変わってくるんでしょうね〜。