the FUTURE is WILD
- 作者: ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス,松井孝典,土屋晶子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2004/01/08
- メディア: 単行本
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2億年も経っていれば、いくらなんでも人間は絶滅しているだろうと言うことで、人類が滅亡したことを前提に書いている。というか、科学技術に影響され続けていく人類の2億値後の進化した形を予想することは難しいだろう。
とにかく、この本はSFとして普通に面白いのだが、結果、未来の地球の主役は
イカなのだ。そう、足が10本ある、あお軟体動物だ。何故そうなるかというと、そもそも人類も絶滅するほどの環境変化などが起こるため、地球史上6回目の大量絶滅なのだが、(恐竜の絶滅は5回目らしいよ)、そうなれば地上に残っている哺乳類の大半は死滅してしまうってのがあるし。SFとか読んでくるとたまに聞くのだけど、イカって目が凄くいいのです。イカの脳では処理できない映像を入手することが可能な構造をしているのね。それで、何者か、例えば宇宙人とかの監視カメラの役割をしているとかいう話になったりする。
とにかくイカの目は凄くよくて、そのうち脳が追いついてくるだろうということ。そして地上生活も可能になって、霊長たるイカが誕生するわけです。
それで何がいいたいかと言うと、昨日宇宙戦争の映画について書いたわけだけど、原作の宇宙人というか、昔は宇宙人(火星人)と言ったらタコ型でしたよね。またUFOに乗っているのは未来人?って話もありますよね。もしかしたら、UFOに乗っているのはタコではなくて、未来イカかもしれませんね。